お豆の飯椀
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とても深い苔色
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先週、SHOZOさんの向かいの展示室で行われていた
飯高幸作さんの個展に行ってきました。
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入ってすぐの所に並んでいたこの器。
一緒に行ったお豆が、一目惚れして連れて帰ったもの。
とにかく、この器の前を動こうとしませんでした。
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お豆のお茶碗は、ずっと、あり合わせのものを使っていました。
食器を割ることもなくなってきたし、
いつか、お気に入りに出会えたら買ってあげようと決めていて、
個展に行く前に、「気に入ったお茶碗があったら買おうね」
と約束していたのです。
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我が息子ながら、素敵な器を選んだなぁ..と思います。
子どもには少し贅沢かもしれないけれど、
お気に入りの器を見つけて、その器を作った人が目の前にいて、
その方からお買い物ができるって、とても大切で幸せなことだと思うのです。
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子どもの記憶力ってすごいもので、
どんな小さなものでも、
「ここに行く時に寄った、あのお店のだよね」
ということが多々あります。
だから、作家さんから直接手渡してもらったこの器は、
きっと心に残るはず。
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今、毎日のごはんをよそうのが私の楽しみになっています。
ずっと手にとってみたかった飯高幸作さんの器。
他の器もとっても素敵でした。
今度は工房のあるkoushaにも、ぜひ伺ってみたいです。
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